こんにちは、Hiroです。
本日、2020年6月21日㈰フジテレビにて、14時から
「ザ・ノンフィクション」が放送されます。
今回は、少し重いテーマで、
孤独死の向こう側 ~27歳の遺品整理人
というサブタイトルが付けられています。
若い人は、あまり関心を持たないかもしれませんが、
実際、一人暮らしの若い方でも、
アパートで一人亡くなっている方もおられます。
そして、特に、高齢者は孤独死が増えているといいます。
今回出演される小島美羽さんは、
「孤独死の現場」を“ミニチュア”で再現し、
なぜ孤独死が起こるのか、
その本質を伝え続けてきたそうです。
しかし、27歳の若さで、
なぜ遺品整理人という仕事を選んだのでしょうか?
経歴や、会社の場所、
また、ミニチュアを作る理由について調べてみました。
小島美羽さんプロフィール
出典:東洋経済オンライン
名前:小島美羽(こじま みゆ)
生年月日:1992年8月17日
生まれ:埼玉県
高校卒業後、郵便局に勤務されていたそう。
その後複数の職業を経て、
2014年から遺品整理クリーンサービス
(株式会社ToDo‐Company)に所属。
[東京都板橋区]
遺品整理やごみ屋敷の清掃、
孤独死の特殊清掃に従事されています。
2016年から独学で孤独死の現場を再現したミニチュア制作を開始。
国内外のメディアやSNSで話題となったそう。
ミニチュアは、とても細かく再現されており、
住んでいた方がどんな方で、
どういう生き方をされてきたか
想像させられます。
しかし、そんな現場を見るのは、
現実、つらいものでもありますよね。
小島美羽さんは、
どうして、そのような仕事を選び、
また、ミニチュアを作り始めたのでしょうか?
小島美羽さんが遺品整理人の仕事を選んだ理由は?
出典:クーリエ・ジャポン
小島美羽さんは、22歳という若さで遺品整理人になったという。
そのきっかけは何だったかというと、
「お父さんの死」だったそうです。
家族と離れて一人で暮らしていた父親が、
脳卒中で倒れていたのを、
偶然、小島さんのお母さんが見つけましたが、
最期は結局、病院で亡くなったそうです。
なんでも最後の思い出は、「けんか」だったそうで、
いろいろな後悔があったとのこと。
それで、肉親を亡くして辛い思いがあったり、
遺族は、なかなか前に進めない人も多く、
そんな人たちの助けになればと思ったそうです。
そして、ミニチュアを作り始めたのは、
ただ、単純に知って欲しいと思ったそう。
孤独死とか、ゴミ屋敷とか、自殺が起こっていることを。
そして、「ひと事ではない」と思ってもらいたいと。
小島美羽さんの作品は?
それでは、小島美羽さんの作品には
どういうものがあるのでしょうか?
2019年11月時点で、9部屋制作していたそうです。
1つの作品が出来上がるまで、3か月以上、
材料費に10万円以上かけたこともあるそうです。
そして、ミニチュアの中に置かれているものは
ほとんど手作りで、
ピンセットなども使って細かい作業をしているそうです。
出典:ねとらぼ
この作品などは、細かいところまで、再現するのは、
大変そうですよね。
娘さんが地方に嫁ぎ、一人で暮らしていた父親の
アパートの1室だそうです。
タバコ、クロスワードパズル、競馬雑誌、処方箋などが
散乱し、自炊ができず、
棚にはレトルト食品がたくさん置かれていたそう。
近所の人の連絡で部屋に入ると、
布団の上で亡くなっていたとのこと。
出典:ねとらぼ
実際の現場であれば、目を背けてしまいそうですが、
ミニチュアであれば、
じっくりと見入ってしまいそうです。
住んでいた方の思いが伝わってきそうなくらい、
そのまま再現されていますね。
作品を通して、
「知って欲しい」という、
小島美羽さんの気持ちも伝わってきます。
詳しく知りたい方は、
こんな本も出版されているので、
ご覧になっても良いかもしれません。
出典:読書メーター
まとめ
以上、
小島美羽さんプロフィール
小島美羽さんが遺品整理人という仕事を選んだ理由
小島美羽さんの作品
でした。
管理人も介護という職業柄、
「人の死」には、常に向き合わされていますが、
一人で亡くなるって
本当に誰でもあることだと思います。
だからこそ、あらためて、
生きていることを大事にしないと、と思わされます。
小島美羽さんは、若いながら、
できれば直視したくない、凄惨な現場から目を背けず、
伝えてこられているのは、
本当に素晴らしいと思います。
機会があれば、実物のミニチュアを
みてみたいですね!